榮水亜樹 | Aki Eimizu
東京芸術大学大学院美術研究科油画専攻修了。
静謐で無垢な印象の榮水の作品は、点をていねいに描き、剥離させ、また描く。緊張した行為の連続を何層にも何層にも重ね集積させる。描かれる点は物質に近づくことがなく、それゆえにその絵の奥に誘いこまれたり、光が絵の奥から浮かび上がってくるような感覚を観者に与える。
藤堂 | TODO
デュッセルドルフ芸術大学で学び、長くドイツにて制作活動。震災を機に13年間生活したドイツより帰国し日本に拠点を移す。自ら歩いて集めた欧米や 日本の石や瓦礫を切断し、その切断面にガラスを埋め込んだ作品、または箱を隙間なく集積させたインスタレーションで「場所・時間・空間・歴史・積層」をテーマに作品制作を続けている。
藤堂は集めた石・木・建築物の破片・本などの素材をそれらが存在した場所の固有の情報とエネルギーが蓄積されているDNAのようなものだと考え作品にする。
松原健 | Ken Matsubara
80年代より主に写真などによる制作をニューヨークでスタートさせる。帰国後も精力的に海外での発表を主に活動し、近年では記憶と反復、さらに時の移ろいによる「もののあわれ」などをオブジェと映像やプリントなどの組み合わせにより、人々の奥底に深く静かに沈む心の琴線を震わせるような作品を制作している。
桜製作所
1948年に創業した桜製作所。受注による家具づくりを続け、 木匠 ジョージ・ナカシマとの出会いから生まれたナカシマデザインの家具は、半世紀にわたり数多くのお客様に愛され続けている。 「美しいものは変わらない」「いいものを長く使っていただきたい」桜製作所の「ものづくり」の基本は不変です。
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水澗航 | Wataru Mizuma
ファッションを中心としたショールームSTUDIO FABWORK を主宰。
2020年よりファッションと合わせて家具やうつわなど「普通でちょうど良い」
身のまわりのモノを集めたギャラリーショールーム”ENKEL(エンケル)”をスタート。
現代作家のうつわやアートから、ジョージ・ナカシマの家具まで、
日々の暮らしを少し高揚させるモノに出逢える場所を展開。